設定ガイド¶
このページは FBSAT59 のソフトウェア側の設定 — 各項目が何をするか、 どこにあるか — を説明します。ハードウェア(無線機・SDR・ローテーター)の 接続はセットアップ、ひととおりの流れははじめ方 を参照してください。
一般設定(General Settings)¶
ファイル → General Settings を開くと、5 つのタブがあります。
TLE ソース¶
FBSAT59 がダウンロードする CelesTrak の軌道要素グループのチェックボックス:
- Space Stations(宇宙ステーション)
- Amateur Satellites(アマチュア衛星)
- CubeSat
- Weather Satellites(気象衛星)
- Earth Observation(地球観測)
- Science Satellites(科学衛星)
各グループはそれぞれの間隔(おおむね 1〜12 時間)で更新されます。個別の 衛星は必要に応じて SatNOGS からも更新できます(Satellite → Update TLE、 または手入力用の Add Manual TLE…)。Space-Track のアカウント設定はありません (FBSAT59 は使用しません)。
世界地図(World Map)¶
世界地図 タブの背景を選びます:
- Built-in polygon map — ベクターの海岸線。常に利用可能
- GPredict のマップリポジトリから取得するラスター地図 — 選択するとプレビュー が表示され、Download で取得。取得済みは ✓ 表示
カスタムグループ(Custom Groups)¶
リストのフィルタ、Group パス検索、モバイル Web UI で使う独自の衛星 グループ:
- Add Group —
Favorite Nを追加。名前をダブルクリックで変更 - Remove Last Group — 確認のうえ最後のグループを削除(所属衛星は未割り当てに)
衛星をグループに入れるには、リストで右クリック → ★ Favorite Groups。
通知(Notifications)¶
- AOS Notifications — 有効/無効、および AOS の何分前に通知するか (1〜60、既定 5)。OS の通知機能を使用
- LOS Notifications — 有効/無効、および LOS の何分前か(1〜30、既定は無効)
- Application Updates — Check for updates on startup(既定でオン)。 手動確認は Help → Check for Updates…
ログ(Logging)¶
Broadcast logged QSOs via UDP (ADIF) — 有効にすると、確定した各デジタル
モード交信(APRS / FT4 / Q65 …)が ADIF レコードとして UDP で、指定した
Host と Port(既定ポート 2333)へ送信されます。LAN 上の Wavelog・
GridTracker などのロガーに向けて使います。
表示(View)メニュー¶
| 項目 | 効果 |
|---|---|
| Language | English / 日本語 — 即時反映 |
| Time Zone | 時刻を UTC で表示するか ローカル時刻 で表示するか。単なる表示の好み |
| Wide Tab | 衛星リストとパスパネルを縮小し、中央のタブを広くする |
| Show Ground Track | 選択衛星の地上軌跡を世界地図に描画 |
無線機・ローテーター・SDR の設定¶
これらは一般設定ではなく 無線機(Radio) メニューにあります:
- セットアップ ステップ 2:無線機を接続 — Direct/NET 方式、 COM ポート/ボーレート/モデル、ホスト/ポート
- セットアップ ステップ 3:SDR を接続 — サンプルレート、 RF ゲイン、PPM 補正、Bias-T
- セットアップ ステップ 4:ローテーター — 接続と South Init オフセット
Web インターフェース¶
内蔵 Web サーバーはポート 8080(固定)で動作し、LAN からのみアクセス できます。URL と QR コードはステータスバーに表示されます。提供内容は Web インターフェースを参照。
設定の保存場所¶
すべての設定 — QTH、Rig/SDR 構成、お気に入り、通知設定、有効な TLE ソース — は単一の SQLite データベースに保存されます。編集可能なテキストの 設定ファイルはありません。
| OS | データベースのパス |
|---|---|
| Linux | ~/.local/share/fbsat59/fbsat59.db |
| macOS | ~/Library/Application Support/fbsat59/fbsat59.db |
| Windows | %APPDATA%\fbsat59\fbsat59.db |
ログファイルのパスは起動時にコンソールへ出力されます
([FBSAT59] Log file: …)。
初期状態に戻す¶
FBSAT59 を終了し、上記のデータベースファイルを削除します。次回起動時に 空のデータベースが作り直されます(QTH の再設定とハードウェアの再接続が 必要ですが、TLE とトランスミッターのデータは自動で再取得されます)。
キーボードショートカット¶
| ショートカット | 機能 |
|---|---|
Ctrl+L |
Doppler Lock の切り替え(どのタブでも有効) |
現状、キーボードショートカットはこれだけです。SDR 制御タブの
T(Tune)・L(Lock)は画面上のボタンであり、キーではありません。
次のステップ¶
- セットアップ — 無線機・SDR・ローテーターの接続
- トラブルシューティング — 問題の解決
- はじめ方 — 基本