トラブルシューティング¶
よくある問題と確認点です。以下のパスは既定のデータディレクトリを前提と します。
| OS | データディレクトリ |
|---|---|
| Linux | ~/.local/share/fbsat59/ |
| macOS | ~/Library/Application Support/fbsat59/ |
| Windows | %APPDATA%\fbsat59\ |
その中の fbsat59.db がデータベースです。ログファイルのパスは起動時に
コンソールへ出力されます([FBSAT59] Log file: …)。
起動¶
起動しない — ターミナルから実行してエラーを確認します。Windows では、
8.1 でない素の Windows 8 は DLL 不足で失敗します(8.1 以降で使用)。最終
手段として、終了して fbsat59.db を退避すると作り直されます。
「Fetching TLE data…」で止まる — インターネットが必要です。1〜2 分 待ちます(CelesTrak が遅い・一時的にダウンしていることがあります)。 終わらない場合は終了して再起動すれば、手元にある TLE で起動します。
衛星追尾¶
衛星が出ない/パス一覧が空¶
- 位置を確認 — ファイル → QTH設定…。十進法度数、半球、妥当な標高
- TLE を更新 — Satellite → Update TLE を実行し完了を待つ。衛星を 右クリック → Satellite Info… で TLE エポックを確認できます
- リストのフィルタを確認 — グループや Hidden になっていたら All Satellites に広げる
位置やパス時刻がおかしい¶
- TLE が古い — 更新する。ISS が確認の基準に向く
- QTH が違う — 緯度・経度が 1° ずれるだけでパス時刻は数分ずれる
- 時刻の「ゾーン」がおかしい — 表示設定です:表示(View)→ タイムゾーン (UTC/ローカル時刻)
無線機制御¶
「シリアルポートが見つかりません」/接続できない¶
- USB/CAT ケーブルを確認、別ポートを試す
- OS が用意しない場合はリグの USB ドライバーを導入
- ポートを確認:Linux
ls /dev/ttyUSB* /dev/ttyACM*、macOSls /dev/cu.*、 Windows はデバイスマネージャー → ポート(COM と LPT) - 無線機 → 無線機設定 で Scan からポートを設定し、Baud Rate をリグの CAT 設定に合わせ(Test ボタンで確認)、正確な Rig Model(または近い機種)を選ぶ
トランスポンダーを選んでも周波数が変わらない¶
- ステータスバーに RIG: 1(または 1+2)が必要。無ければ 無線機制御 タブの Rig 1 に接続 で接続する
- リグがトランスポンダーの想定する VFO/モードか確認
ドップラー補正が過大/過小¶
- TLE を更新し QTH を再確認(どちらもシフト計算に効く)
- ISS で試す
- 想定挙動:AOS 付近でダウンリンクは公称値より上、TCA でほぼ 0、LOS に 向けて公称値より下
古いリグが追いつかない/周波数ジッター¶
無線機制御 タブの Cycle (ms)(CAT/ドップラーの更新間隔)を 大きくします。
SDR¶
SDR が認識されない¶
- 接続して数秒待つ
- 無線機 → 無線機設定 → SDR Settings タブ → Enumerate
- Windows では RTL-SDR と HackRF に、Zadig で 一度だけ WinUSB ドライバーを当てる必要があります(libusbK は不可)。 Windows で動くのは RTL-SDR と HackRF のみ — セットアップ ステップ 3 参照
- Linux/macOS ではデバイス用の SoapySDR モジュールを導入します。 パッケージ名は Help → SDR Device Installation… に載っています
ウォーターフォールに何も出ない¶
- 同調周波数が本当に衛星のダウンリンクか確認
- RF ゲインを上げる。アンテナ/給電線を確認
- 想定周波数の ±50 kHz を掃引する
音が割れる/歪む¶
- RF ゲインを下げる
- CPU 負荷の高いアプリを閉じる
- 別の/短い USB ケーブルを試す
Web インターフェース(モバイル)¶
- 接続できない — デスクトップと同じ Wi-Fi か、IP がステータスバーと
一致するか、ゲスト/AP 分離ネットワークでないか。デスクトップ自身なら
http://localhost:8080を試す。ポートは 8080 固定 - レーダーが遅い — Wi-Fi の電波、他のタブ、デスクトップの CPU 負荷
- コンパスが動かない — ブラウザにモーション/方位の許可を与える。 iOS は HTTPS 配信が必要。8 の字で再較正
データベース¶
「Database is locked」 — 2 つ目の FBSAT59 を終了して再起動します。
それでも直らなければ終了して fbsat59.db を退避します(次回起動で作り
直され、TLE とトランスミッターは再取得)。お気に入りや設定を残したい場合
は先にバックアップしてください。
さらにサポートが必要なとき¶
- ログ — 起動時に表示されるファイル(
[FBSAT59] Log file: …) - バグ報告 — GitHub Issues: 操作手順、期待した動作、実際の動作、OS と FBSAT59 のバージョン、関連する ログ行
- 質問 — GitHub Discussions